2013年の12月30日に急逝された、大瀧詠一さん。
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世の中には、“伝説の〇〇”とキャッチコピーのように使われた人物だったりグループだったりが、それこそ沢山あります。
そんな中でも、数少ない本当の意味での伝説のミュージシャン・・・
その中の1人が、“大瀧詠一”さんだと個人的に思っています。
大瀧詠一さんが“はっぴいえんど”でデビューしたのは、僕が生まれたのとほぼほぼ同じ位なので、リアルタイムで“はっぴいえんど”を聴いていた訳でも無く、もちろん大瀧さんがソロで活動を始めた頃の記憶が有る訳でもありません。
「そんな奴が大瀧詠一を語るな!!!(# ゚Д゚)」なんて、大瀧さんのファンの方から叱られそうですが、素直にごめんなさい<(_ _)>
でもね、中学生の頃から結構聴くようになり、未だに大好きなアルバムがある訳ですよ!
ロングバケーション
アルバムタイトルは、《ロングバケーション》!
アルバムジャケットには、《A LONG V・A・C・A・T・I・O・N》と表記さててます。
当時のLPは持って居ません!
僕が持って居るのは、後年発売された“CD選書”です!
小学生の時、いとこののお兄さんがLPを持って居て、そこの家に行くといつも聴かせて貰っていました。
ず~と、レコード聴いているから「よく飽きないね(-_-;)」なんて言われてました(笑)
このアルバムのここが好き!
大瀧詠一さんの音楽で、好きなところはどこなのか?
音楽の素養が無い僕ですが、凄く感じるのは圧倒的なオリジナリティです。
メロディが良いのは当然なのでしょうが、肉付けともいうべきアレンジがまさに大瀧詠一な訳です。
聴くと、「これ、大瀧詠一でしょ?」ってすぐにわかる。
それは、本人歌唱でなくても、提供された楽曲でも分かるから凄い。
“森進一”さんの《冬のリヴィエラ》であったり、“小林旭”さんの《熱き心に》等、大瀧詠一さん以外思い浮かばないですもん!
で、僕が何故このアルバムを好きか?
それは、自分好みの楽曲の詰め合わせみたいなアルバムだからです(笑)
だいたい、皆さんも好きなアルバムってそんな感じなんじゃないでしょうかね?
1曲目の《君は天然色》は、あまりにも有名な曲ですから、大瀧詠一さんをご存知ない方も知っていると思います。
未だにCMで使われることが多いので、若い方でも知っている事が多いようです。
何といっても、よく使われるフレーズではありますが、「透明感」が堪らない曲!
詩は、大瀧さんの盟友でもある“松本隆”さんですが、この歌詞にまつわるエピソードも非常に有名な話で、松本さんの妹さんが亡くなった事が大きな意味を持って居る事はご存知の方も多いと思います。
モノクロームの世界に色を付けるって、その意味を知るとかなりせつなくなります。
この“君は天然色”が好きで好きで!
1曲目ですから、まさに「掴みはオッケー」みたいな感じで、そこから怒涛のように最後の《さらばシベリア鉄道》まで聴かせてくれます。
とはいえ、好きな曲好みでない曲は有るものでして、実は“さらばシベリア鉄道”は好みで無い部類に入ります(笑)
アルバム中、好きな曲を挙げるとですね・・・
1曲目の他、5曲目の《我が心のピンボール》と、8曲目の《恋するカレン》は個人的にAランク!
でも、どれも素敵な曲で、正直捨て曲はないアルバム位には思っています!
クレジットをみると、何気に“はっぴいえんど”の皆さんも入って居たり、アルバムのクオリティも高いのではないかと生意気な事を思ったりもしています!
現在18歳の“ビリー・アイリッシュ”の独壇場となった、第62回のグラミーが行われた2020年。
そんな2020年に、1948年生まれの大瀧詠一さんのアルバムを聴いてるなんて、夢というか結構ロマンを感じません?(笑)
良い物は、いつまでも良い!
聴いた事が無い方、凄く良いですよ!
良かったら聴いてみて下さいませ!
ではm(__)m