ウチのムーミンその8。ムーミンパパ&ムーミンママはみんなの故郷!

いよいよムーミンパパ&ムーミンママの登場!



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ムーミンを語る上で絶対に欠かせない存在!
それがムーミンパパとムーミンママでは無いでしょうか?

ムーミンママの、誰に対しても変わる事の無い優しさ。
ムーミンパパの、誰にも止める事は出来ない冒険心。
これって、ムーミンの物語のテーマをそのまま縮図化したかのような2人 2みんですよね!(^^)

ウチではいつも仲良く並んで座っています!

いつも優しいムーミンママ

ムーミンママのエピソードで印象的なのは、飛行鬼の帽子を拾ってきたお話しです。
飛行鬼は、ムーミンの物語に出てくる魔法使いです。
ムーミントロールやフローレンにスニフがかくれんぼをするのですが、ムーミンは拾ってきて、置いておいた飛行鬼の帽子(シルクハット)の中に隠れます。

最後まで見つかる事が無かったムーミンは、「僕はここだよ!」と笑いながら飛行鬼の帽子から出て来ます。
ところが、帽子から出てきたムーミンは、元の姿とは似ても似つかない醜い姿だったんです。
フローレン達はおろか、お父さんであるムーミンパパからも「君は誰だ!」と言われてしまいます。

騒ぎに気付いてやって来たムーミンママに、「僕はムーミントロールだよ!」と泣いてすがるムーミン。
ムーミンママは、「あなたが本当に私のムーミンならちっとも心配する事はないわ。私が自分の子供を見間違える筈はないもの。」と言って、ムーミンを抱きしめます。

魔法使いである“飛行鬼”の帽子は、中に入った物を別の形に変えてしまう不思議な力が有ったのですが、ムーミンママだけは外見の違いに惑わされる事は無かったんです。
ムーミンママの人間性 ムーミン性が垣間見えるエピソードです!

余談ですが、作者のトーベ・ヤンソンさんによると、ムーミンの大きさを「電話帳くらい」と生前言っていたそうで、フィンランドの電話帳がどの位の大きさかは知らないのですが、多分30センチ位だと思うので、だから飛行鬼の帽子へ隠れる事が出来たんですね!


子供っぽいムーミンパパ

そして、ムーミンパパ・・・
ムーミンパパは意外にも、ビックリする程困ったちゃんです(笑)
ムーミンパパのダメエピソードは数々有るのですが、僕が一番好きな話しをすると・・・

ある日、ムーミンパパは自分の仲間たちと“協会”を作る事を思いつきます。
“協会”。
アソシエーションですね。
で、何の“協会”かと言うと・・・
“何にでも反対するパパたちの協会”という協会の設立をする訳です。

それだけでも十分にダメな感じを漂わせている訳ですが、その協会の仲間達と何に反対するかを設立後に相談するんです・・・
しかも、何に反対するかがまとまらないまま、最終的に“ただの反対協会”にする事で落ち着きます。
こうなるともう、一周まわってカッコよくすら見えてくる程に気持ちの良いダメっぷりです!

時々ムーミントロール達に、自分が若かったころの冒険エピソードを話して聞かせるのですが、その内容すら信じて良いのか疑わしくなる程に壮大な人生を送っています。
そんな愛すべきムーミンパパと、それを傍らでしっかりと支えている、おおらかなムーミンママ。
ムーミンの物語の“かなめ”と言えるかも知れませんね!

ところで、ムーミンママが冬眠前に作り置きして置くジャムや、物語によく出てくるパンケーキに木の実のジュース等・・・
食べてみたいなぁ😋

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