ZELDAってご存知ですか?ゲームじゃありません!

日本のガールズバンドの草分け的存在の“ZELDA”のご紹介です!


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日本のガールズバンドと言えば、“PRINCESS PRINCESS”を思い浮かべる方も多いと思いますが、その前身の“赤坂小町”よりも早い時期から活動をしていたのが“ZELDA”です。
1979年に結成との事ですが、その頃の音楽や活動については実は知りませんでした(^^;)

当初はパンク色の強いバンドだったようですが、僕が“ZELDA”を知ったのは1989年リリースのアルバム「D.R.O.P」でした。
このアルバムは、パンク色は皆無でファンクの様な音作りになっています。
日本人のフィルターを通したブラックミュージックとして、非常に完成度が高いアルバムだと思って居ます。

・・・
俺、ちょー生意気な事書いてる(笑)
ごめんなさい( ̄▽ ̄;)
でも、今でもガンガン聴いていますので、良いアルバムだとは思うんですよ

曲が良いことは勿論なのですが、僕が特に好きなのはボーカルの高橋佐代子さんが書いている歌詞と、なによりハスキーな声です。
矢沢永吉さんが昔に言っていましたが、「ボーカルは最強の楽器」な事を高橋さんの声は感じさせてくれます。

このアルバムはどの曲も良くて、捨て曲無しと言っても良い位のアルバムなのですが、なかでも個人的に好きなのは、“MIDNIGHTWALK”です。
決して暗い曲では無いのですが、全編に切なさというか、寂しさみたいな物が漂っている感じで、この曲だけ何度もリピートしても全然飽きません!
別に切ない歌詞とかじゃないんですけれど、僕の勝手な印象です!(^^;

アルバムタイトルにもなっている楽曲の“D.R.O.P”にしても、軽快なジャパニーズファンクって感じで、例えばジェームス・ブラウンのそれとも違うし、在日ファンクとも違う“ZELDA”らしい音楽になっています。

当時、後追いで「D.R.O.P」以前の楽曲も聴いてみたのですが、僕の好みには合わなくて、「D.R.O.P」以後に関して言えば全く別物の音楽になっています。
同じバンドでこれだけ脱退と加入を繰り返して、音楽性がこれほど変わってしまうバンドも珍しいんじゃないかな?(笑)

高橋佐代子さんが現在活動されて居るバンド、“サヨコオトナラ”の音楽を聴いてみても、もともと後期の“ZELDA”のような音楽が好きだったのかも知れませんね。
もしくは、出会ったのかも。

いずれにしても僕にとってはあの頃、ピンポイントにアルバム「D.R.O.P」に出会い“ZELDA”を知ることが出来たのは偶然では有ったけれどラッキーでした!
このアルバム、今では中古で少し出回っている位で、レンタル屋さんでも見たこと無いんですけれど、皆に聴いて欲しいなぁ~。

もし機会があれば是非!

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