1984年にデビューした、日本のロックバンドです。
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1984年というと、アメリカンポップス的な音楽や、8ビートロックが隆盛を極めた時期ではないかと思っています。
また、その時代の楽曲は未だに色々な場面で使われる事が多くて、“ハービー・ハンコック”の『ロック・イット』や“ヴァン・ヘイレン”の『ジャンプ』なんかは、若い方でも聴けば「あっ、これ知ってる!」となるのではないかな?
ロックが盛んな、イギリスや西ドイツ(当時は東と西に分断されていました)でも同様で、イギリスでもその後に訪れる“ブラー”や“オアシス”に代表されるUKロックとは異質な音楽が流行していました。
日本では、70年代にうねりを起こしたロック文化が少しずつ成熟してきて、その後のアーティスト達に大きな影響を与える事になるバンドが多数出てきました。
そのバンドのひとつが、
REBECCA(レベッカ)
です。
ボーカルの“NOKKO(ノッコ)”を中心とした編成なのですが、バンドの中に女性ボーカルが1人という編成は、当時としては珍しい部類だった気がします。
1984年は、ちょうど“マドンナ”が『ライク・ア・バージン』で大ブレイクした年でもあるのですが、レベッカのブレイクが1985年の『LOVE IS CASH』だった事もあってか、マドンナにどこか似たスタイルのノッコは「和製マドンナ」的に言われもしていました。
今回は、当時から現在も普通に聴き続けているレベッカのアルバムをご紹介したいと思います!
アルバムタイトルは、
OLIVE(オリーブ)
です!
画像は、再販された“CD選書”のものです。
このアルバムは、大ヒット曲の『ラズベリードリーム』が入った、レベッカ2枚目のリミックスアルバムなんですが、全体的に機械音が前面に出たアルバムです。
シンカッションとかかな?
ですから、苦手な方は苦手かも知れませんね(^^;)
僕は生音も大好きなんですが、電子楽器の音も好きでして、80年代の電子楽器の進化のお陰で昔の音が現在も良音で聴けるのは有り難い事ですm(__)m
音の分解が出来ますからね!(^^)
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曲数は10曲
最近では、CDの容量をフルに使うアーティストさんも多くて、アーテイストさんによっては多いと18曲位を録音して発売する事も有ります。
ところが、この“オリーブ”が発売された頃のアルバムは、勿論CDもありましたけどレコードがまだまだ普及していた事もあって、曲の長さにもよりますが10曲前後が殆どでした。
全10曲の内、3曲が英語詩になっていて、英語圏での活動も視野に入れていた事も感じられます。
僕には、発音などの評価は出来ないですが(^^ゞ
アルバムタイトルと、同名曲である1曲目から4曲目の“MOTOR DRIVE”までのノリの良い流れが大好きで!(^^)
5曲目の“MOON”で落ち着かせる構成も凄く良いと思います。
楽曲単体だと、“MOTOR DRIVE”は本当に好きで、春とか秋の丁度良い気温の時に車の窓を全開にして聴くと凄く気持ちが良いです!🚙
7曲目の“WHEN A WOMAN LOVES A MAN”や、9曲目の“POISON MIND”のノリも非常に良くて、ノッコらしいというかレベッカらしいアルバムになっています。
まぁ、リミックスアルバムなので、少し幅はありますけれど・・・
ですが、リミックスして、曲の構成を変えて再販したアルバムとしては大成功に感じます!
現在でも十分に楽しめるアルバムなので、聴いた事が無い方も是非!(^^)
では!